2019年9月6日金曜日

【データ解説】ATK・DEF低下、ダメージ軽減効果の詳細

目次
  1. ATK・DEF低下効果
    ・低下効果の種類
    ・低下効果のタイミングによる違い
    ・ATK低下効果の注意点
    ・DEF低下効果の注意点
  2. ダメージ軽減
    ・ダメージ軽減とは
    ・ATK低下効果との計算の違い
  3. ATK低下計算
    ・計算(別々の効果を重ねる場合)
    ・計算(同じ計算を重ねる場合)
    ・計算(同計算と別計算をそれぞれ複数重ねる場合)
  4. 敵が使用する場合
  5. まとめ



ATK・DEF低下効果

低下効果の種類

基本としてリーダースキル、パッシブスキル、必殺技効果、サポートアイテムの4種類のタイミングで計算が発生する。

リーダースキル、パッシブスキル、サポートアイテムに関しては必ず『ATKを20%DOWN』というように効果がはっきり明記されている。
しかし必殺技効果は「低下」「大幅低下」「超大幅低下」という3種類の曖昧な表記となっている。

更にATK低下とDEF低下で効果が違うという点もある。
基本的にATKは「低下=20%」「大幅低下=30%」。「超大幅低下」は無い。
DEFは「低下=40%」「大幅低下=50%」「超大幅低下=80%」。
ATKとDEF両方を低下させる場合はATK低下に準ずる。

ただし、すべてがこれと同じなわけでもないので、かなり曖昧である。
最近のSSR以上であれば確実に上記の通りにはなるので、あくまで指標として覚えておくといいだろう。


低下効果のタイミングによる違い

上記の通り低下効果は4種類のタイミングで発動するが、タイミングが別ならそれぞれ別々に計算する。
逆に同じタイミングに発動する場合効果を加算して計算する。

つまり必殺技でATK20%低下必殺技でATK30%低下の2つの効果を与える場合効果は加算してATK50%低下になる。

逆にパッシブスキルで20%低下必殺技でATK30%低下の効果をそれぞれ与える場合効果は別計算でATK44%低下になる。


敵にATK低下効果を与える場合の注意点

ATK低下のみの注意点だが、必殺技でATK低下させた場合に敵が必殺技を発動すると計算が同じタイミングになるため、効果が相殺して薄れる

例えば敵の必殺技がATK200%UPになる場合、味方の必殺技効果でATK低下(20%DOWN)させると、上記の通り計算タイミングが同じということで効果が相殺し、必殺技の効果がATK180%UPという微弱な低下をするだけに留まってしまう

敵が通常攻撃しかしてこないのならそのまままるっとダメージを20%低下できるが、必殺技で攻撃されると効果が薄いということを理解しておこう。

逆に言えばパッシブスキルやリーダースキル、サポートアイテムによるATK低下は敵の必殺技と別計算なのでまるっとダメージ軽減できるということである。


ATK低下必殺技は効果が3ターン続くので重ねがけがとても楽だが、必殺技を含めると10回以上の重ねがけが必要になってしまう。
敵を封殺するなら必殺技以外で弱体化しまくったほうが安心できるぞ。


DEF低下の注意点

DEF低下効果そのものに注意すべき点は無い。
ただし、高難易度ボスのダメージ軽減スキルにはまったく効果が無い。ダメージ軽減率が高い敵にDEF低下を重ねがけして弱体化を狙っても意味はないので注意しよう。

ただし、DEFが異常に高いタイプの敵には効果てきめん。このタイプの敵は少なからずいるので、初めて挑む高難易度イベントではDEF低下無効がアナウンスされていないならDEF低下の必殺技を所持者を1体編成しておこう。


ダメージ軽減

ダメージ軽減とは

ATK低下と同じようにリーダースキル、パッシブスキル、サポートアイテムで効果を得られる。(必殺技効果には現状存在しない

ATK低下が対象のATKを低下させることで実質的にダメージを軽減させているのと違い、直接ダメージを軽減しているというものである。

ATK20%低下とダメージ20%軽減は単体効果だけなら体感はほぼ同じになるので重ねがけする場合を除いては気にする必要はない。


ATK低下効果との計算の違い

最終的にダメージがどちらも減る点については同じだが、計算についてはまったく別である。

ATK低下は先に書いてあるようにスキル発動のタイミングごとに別々に計算するが、ダメージ軽減は全て一律に計算するようになっている。

サポートアイテムで敵のATKを20%低下させ、更にサポートアイテムで受けるダメージを20%軽減させても合わせてダメージが40%軽減される、ということにはならない。

単純に計算するなら敵のATK10000を30%低下で7000に、そこからダメージを30%軽減で4900ダメージにする



効果の計算効果・順序

パッシブスキルでダメージ軽減とATK低下を持っていたとしても一緒には計算しない。

要するにATK低下で減らした攻撃を受けた時に発生するダメージに対して効果が出るので、全く別の計算となる。

例えば『パッシブスキルでダメージ軽減30%&敵全体のATK30%DOWN』という効果を所持していたとしてもダメージが60%軽減されることはなく、対象のATKが30%低下した上でダメージを30%軽減する。

つまりなる。


ATK低下計算

計算の順番はリーダースキル→パッシブスキル→サポートアイテム→必殺技
という順序で計算する検証中

計算(別々の効果を重ねる場合)

それぞれの低下効果を同時に発動して重ねがけ場合の計算。
リーダースキル10%、パッシブスキル20%、サポートアイテム30%、必殺技40%の低下効果だと仮定。

10000-10%-20%-30%-40%=3024

敵がATK100%UPの必殺技を使う場合

(10000-10%-20%-30%)+(100%-40%)=8064

となる。


計算(同じ効果を重ねる場合)

リーダースキルならリーダースキル効果のみ、パッシブスキルならパッシブスキル効果のみを重ねがけした場合など。
必殺技効果で10%・20%・30%・40%の4つが同時に重なったと仮定。

10000-(10%+20%+30%+40%)=0

敵がATK100%UPの必殺技を使う場合

10000-(100%-(10%+20%+30%+40%))=10000
となる。


計算(同計算と別計算をそれぞれ複数重ねる場合)

リーダースキルで10%・10%、パッシブスキルで20%・15%、サポートアイテムで15%・35%、必殺技で20%・30%の低下を重ねた場合を想定。

10000-(10%+10%)-(20%-15%)-(15%+35%)-(20%+30%)
→10000-20%-35%-50%-50%=1300

敵がATK100%UPの必殺技を使う場合

10000-(10%+10%)-(20%-15%)-(15%+35%)+(100%-(20%+30%))
→10000-20%-35%-50%+50%=3900

となる。


敵が使用する場合

高難易度の敵はダメージ軽減能力は標準装備。超激戦なら50~70%が基本。
敵の必殺技もキャラクターが弱体効果の必殺技を所持しているなら敵として出現した時も大体所持している。

ATK低下については超特大必殺技Lv10(ATK330%UP)なら低下効果を受けても300%UP程度に減るくらいなので、大きく能力が下がるということはない。


しかしDEF低下は敵が使う時は異常なまでに凶悪な性能
敵は大体ダメージ軽減があるのとHPが非常に多いため効果が薄いのだが、味方が受ける場合DEFがまるごと低下させられる。
DEF超大幅低下を受けてしまえば、DEF10万あっても2万まで低下させられてしまい、通常攻撃ですら大ダメージになってしまう。

クエスト挑戦する場合は出現する敵の必殺技効果を調べておこう。
気づいたらGAME OVERになっていることがありえるぞ。


まとめ

  1. ATK・DEF低下は発動するタイミングが同じなら足して計算。
  2. 逆に発動タイミングが別のもの同士はそれぞれ計算。
  3. 必殺技のATK低下は敵の必殺技の倍率と相殺。
  4. ATK低下とダメージ軽減は別計算。
  5. ダメージ軽減は発動タイミングが別でも足して計算。

ATK低下はパッシブならパッシブ、必殺技効果なら必殺技効果で重ねる方が効果が高い。

ダメージ軽減のパッシブスキルを持っているキャラにサポートアイテムのダメージ軽減を重ねると効果が高い。



という結論。

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