イベントステージと3種類のヤムチャの性能について
目次
1.概要
2.ステージ
3.入手できるヤムチャたち
4.おわりに
1.概要
2016年4月1日、なんとコスト1になる限界突破ヤムチャが実装され、その後2016年12月11日午前9時より、アニメ「ドラゴンボール超」と連動し、劇中の第6宇宙と第7宇宙メンバーによる野球回で大活躍(?)だったヤムチャのイベントが開催されました。
超激戦『ムチャするヤムチャ』も復刻され、同時に限定ミッション報酬にそれぞれ『【ひとときの輝き】ヤムチャ』と『【漢の勇姿】ヤムチャ』が追加されています。
更に驚くことに、このエイプリルフールヤムチャ、新規の人にも朗報な、それぞれのイベントクエストを1回クリアするごとに、1枚ずつ最大5枚まで手に入ります!
つまり!このイベントヤムチャは の全ルート解放がものすごく容易に可能なのです!!
(まぁ、私はルート解放だけして、一切潜在能力玉は与える気は無いですが)
野球版ヤムチャも、イベントクエストクリアで限定ミッションから1枚『【逆転の本塁打】ヤムチャ』が手に入り、周回することで確率ドロップでも手に入ります。
ただしドロップ率が渋いので、かなり辛いと思います。
2.ステージ
イベント難易度はどれもすごく楽です。NORMALやHARD難易度表記通りです。
野球イベの方は4連戦なので、相当弱いチームでは負けるかもしれませんが。
Z覚醒させたSRキャラクター以上で固めたメンバーなら、まず問題なく処理できます。
『ムチャするヤムチャ』の各ステージで確定1枚ドロップする覚醒メダルは、超激戦ヤムチャのドッカン覚醒に使います。
ドッカン覚醒は1枚でできるので、複数集める必要はありません。
『カッとばせ!主将ヤムチャ』では、4戦目のキャベを倒すことで主将ヤムチャのドッカン覚醒用覚醒メダルをドロップします。
必要数は同じく1枚です。
3.入手できるヤムチャたち
まず、今回のヤムチャは、初期のメンバーが少ない頃ならばともかく、ある程度SSRが揃ったりしてくるとほぼお役御免というか、基本はSR級のステータスです。
しかし、この3枚の真価はステータスではなく、コストにあります。
1.超激戦ヤムチャ
まずはエイプリルフール超激戦の、ドッカン覚醒できるヤムチャ2枚です。
注目すべきは前述の通りコストの数字。
Z覚醒前がR(レア)と同じ「コスト6」で、Z覚醒後はZ覚醒前のSRの最低コストと同じ「コスト7」です。
ちなみにRはZ覚醒でコストが変わらず、SRはZ覚醒でコストが上昇します。
ガシャ産SRは大体Z覚醒で最低で「コスト12」と考えると、その少なさがよくわかるでしょう。
しかも、ドッカン覚醒でこの2枚のヤムチャは更に、コスト1まで軽くなります!
今ではあまり使い道がありません…。
コスト1だけあってデメリットも存在します。
何かというと、パッシブスキルが自身のステータスをダウンさせるパッシブなのです。
ステータスダウンして何かを得る、のではなく、ただただステータスをダウンさせるパッシブです。
『【見事な敗退】ヤムチャ』は、パッシブスキルで『自身のDEFを0にする』効果が発動します。
つまり、ダメージがDEFで減算せず、そのまま通ってしまいます。
『【名誉の負傷】ヤムチャ』は、パッシブスキルで『自身のATKを0にする』効果が発動します。
つまり、必殺技を発動しても『ATK0』のため、下限である2桁のダメージしか入りません。
この内【見事な敗退】の方は、そもそも10000や20000を超える高DEF値でなければダメージへの減算は微々たるものなので、あまり気になりませんから、そこまでデメリットは感じません。
ちなみに必殺技レベル1、5、10ATKは以下のとおりです。
必殺技Lv | Lv1 | Lv5 | Lv10 |
無補正 | 13224 | 15869 | 19175 |
100%UP | 26448 | 31738 | 38350 |
140%UP | 31738 | 38086 | 46020 |
コスト1でありながらなかなか高いATK数値を安定して出せるというのはそれなりに強みです。
クエストを開始する時、メンバーを設定しなかった枠はレベル1の体属性栽培マンとなるので、その枠にこの火力を入れられるのはありがたいです。
しかも、このヤムチャには他の2枚のヤムチャにはない、リンクスキル『かめはめ波(必殺技発動時ATK+2500)』があります。
これは悟空やセルなど強力なキャラクターがよく持っているので、発動も割と容易です。
かめはめ波発動時のATK値
必殺技Lv | Lv1 | Lv5 | Lv10 |
無補正 | 18724 | 22469 | 27150 |
100%UP | 31948 | 38338 | 46325 |
140%UP | 37238 | 46856 | 53995 |
なかなか強いですねやはり。コスト1にしては、という話ですが。
しかし、【名誉の負傷】の方は致命的です。
パッシブスキルでATKが0になるので、『ATK◯%UP』系の倍率上昇型のスキルは全滅します(どんな数字も0と掛け算すると0なので)。
パッシブスキルはリーダースキルの後にステータス計算がされる仕様なので、たとえリーダースキルでATKが3000上がろうが10000000000上がろうが、問答無用で0になります。
唯一、リンクスキルはパッシブスキル後の計算になるので、『ATK700UP』のようなリンクスキルに関しては足し算なのでATKを上昇させられますが、
繋げづらいリンクを無理矢理全部繋げて(というか全部繋がるキャラいたかな?レベル)、必殺技レベルを10にしても、最大で8000にも届きません。
このヤムチャの役割は、完全にコスト制限クエストでの、コストに対するHPの高さが起用理由でしょう。
コストが低いNはもとより、RですらHP6000を超えるキャラはそうそういませんので。
この2枚のヤムチャは、挑むコスト制限クエストの属性相性で大体どっちを使うか変わる程度でしょう。
余談ですが、SR級のステータスなためか、SSRながらレベルアップに必要な経験値はSR並に少なくすみ、更にZ覚醒に必要なメダルもSR並です。
つまりZ覚醒に老界王神や東の界王神メダルが必要ないのです。
そういう意味ではとてもリーズナブルなキャラです。
2.主将ヤムチャ
こちらは新しく実装された主将ヤムチャです。
ドラゴンボール超本編では本塁打どころか、ベジータの投球でデッドボール食らったりシャンパにボコられたり散々でしたが…。
まぁデザインはドラゴンボールZの時のプロチームの衣装ですし、その時の方でしょう。多分。あっちでは全打席ホームランでしたから。
覚醒前のSSR超激戦ヤムチャ2枚よりもコストが更に低い、レアリティN(ノーマル)未満の『コスト3』となり、Z覚醒をしても、レアリティNと同じ『コスト4』です。
パッシブスキルは『敵が2体以上でDEF0、ATK+4000』ですが、これが発動する場面は、大体道中バトルなので、あまり期待できません。
しかしリンクスキル無しでの攻撃力は先の2枚よりも上で、完全無補正の必殺技レベル1でATK15000以上です。
(リンクスキルの面では、【見事な敗退】の方には『かめはめ波』があるので、その面で僅かに負けます)
必殺技Lv | Lv1 | Lv5 | Lv10 |
無補正 | 15252 | 18302 | 22115 |
100%UP | 30506 | 36607 | 44234 |
140%UP | 36606 | 43927 | 53079 |
更に、必殺技の追加効果は『まれに気絶』であるため、確率は20%前後ほどでしょうが、なかなか戦えるキャラクターです。
この気絶効果だけでも、始めたばかりのプレイヤーの知属性デッキにはかなり使えるのでは?
ちなみにリンクスキルはまともに繋げようとするとかえってパーティ編成が面倒になるので、正直あまり考えなくていいと思います。
『Z戦士』と『的確なアシスト』くらいが、まだ現実的に繋げられるかな?といった程度です。
なお、主将ヤムチャは先の2枚と違い、SSR並の必要経験値と、Z覚醒も通常SSRと同じく界王神メダルが必要です。
3.【熾烈な宣戦布告】ヤムチャ
先の主将ヤムチャにドッカン覚醒が実装され、ドラゴンボール超の第7宇宙ユニフォームとなりました。
『カッとばせ!主将ヤムチャ』のステージ1で、キャベを倒すことで覚醒メダルを入手でき、それを1枚しようしてドッカン覚醒します。
コストとともに性能も微増し、先の限界突破URとなったエイプリルフールヤムチャと違い、こちらはしっかりと『限界突破』リンクを持ち、気力面でのデッキ採用も有りです。
パッシブスキルは敵が2体以上いる事が前提なのは変わりませんが、ATK4000UPだった覚醒前と違い、ATK50%UPと変わり、必殺技威力も特大へと強化されたため、リーダースキル次第では強烈なパワーアップが期待できます。
(このヤムチャたちの中では)
性能はたしかに物足りませんが、必殺技追加効果に『まれに気絶』もあるため、コストと比較すれば十分な働きはしてくれます。
パッシブスキルの発動やリンクが組みづらいので、それらの補正なしのATKは以下になります。
必殺技Lv | Lv1 | Lv5 | Lv10 |
無補正 | 17279 | 21991 | 27882 |
100%UP | 34558 | 43982 | 55763 |
140%UP | 41468 | 52777 | 66914 |
パッシブスキル発動の場合。
必殺技Lv | Lv1 | Lv5 | Lv10 |
無補正 | 25918 | 32987 | 41823 |
100%UP | 51834 | 65971 | 83642 |
140%UP | 62203 | 79167 | 100373 |
4.おわりに
今ではコスト制限という活躍の場で評価されていますが、実はエイプリルフール超激戦ヤムチャの実装当初はまだコスト制限の超強襲が無かった時期でした。
そのためこの扱い(ドッカン覚醒後の絵)にかなり否定的な意見が割とあったのを覚えています。
特に【名誉の負傷】については、劇中でもサイヤ人編最初の死者という衝撃だっただけあり、しかもクリリンを庇う形(クリリンは、嫌な予感があったから俺と戦う順番を変わったのでは?と推察)での死だったため、そのシーンをよく知っている人ほどこういう扱いに否定的だったという印象でした。
現在ではコスト制限クエストなどでの価値が見出され、存在意義の見直しがされ、むしろ確保しておきたいキャラクターとなりました。
主将ヤムチャは少々使いづらい面もありながらも有用部分もあり、愛されている感があります。
2017年のエイプリルフールはSSR栽培マンということで、こちらもヤムチャとともにネタキャラとして愛されているようです。
コストという存在自体がそろそろ飾りとなっています…。
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